ガチョウ脚のロースト(Gebratene Gänsekeule)

クリスマスイブに載せた写真のガチョウ脚のロースト、作り方を忘れないうちにメモしておきます。


材料(2人分)

ガチョウ脚1匹分(冷凍)
岩塩
こしょう
ローズマリー

ガチョウのフォン(なければブイヨン)200cc

タマネギ 1個
リンゴ 1個


作り方

ー冷凍ガチョウは2日くらいかけて、冷蔵庫でゆっくり解凍しておく
ー水で軽く洗い、ペーパータオルで水気をよく拭いたら、塩、こしょう、ローズマリーを強めにすり込んで下味をつける(半日ほど)
ー脚の表面の皮を軽く引っ張って、裏面に見えているお肉を覆い包み、爪楊枝でとめ(皮をぐるっと一回りさせる感じ)、2時間以上おく


ー耐熱バットに脚を並べ、2/3量のフォンをかけてオーブンへ。150度で50分ほどじっくり焼く
ーこの間、バットにはかなりの量の脂が落ちます。お肉が乾かないよう、時々、脂とフォンをスプーンですくってかけてやります


ーこれと同時進行で、みじん切りにしたタマネギ・銀杏切りのリンゴを小鍋に入れ、残り1/3量のフォンで弱火でコトコト煮ていきます


ーバットを一度取り出し、バットに落ちた脂、だしが溶けたフォン(バットのそこに、色の付いた液体としてたまってる)を別容器にとります
ーバットをオーブンに戻し、220度まで上げてさらに20分ほど焼きます。きれいに焼き色がつき、皮がぱりっとなったらできあがり


ー別容器にとった液体のうち、だし入りフォンのみを(脂は取り除く)タマネギ・リンゴの小鍋に入れ、さらに煮詰めます。かき混ぜてリンゴを自然に崩してやると、ソースのできあがり


ー食べる直前にガチョウをオーブンから取り出して、ソースと一緒にお皿に盛りつけます。付け合わせはRotkohl salat(甘酸っぱい赤キャベツサラダ)、Kartoffel Knödel(ジャガイモ団子。茹でればできあがりのインスタントで手抜きしましたが、充分においしい)、サヤインゲンとニンジンの蒸し焼き。ガチョウが脂っこいので、付け合わせはさっぱりしたものの方が合うと思います。



改良点その他
ーオーブンでの最初の150度は、脂を落とすのが目的だそうです。ガチョウは脂っこいので、ここでじっくり焼いて脂を落とさないと、皮の下は脂でギトギト、でもお肉はパサパサ、という状態になってしまうらしい。
ー実際、怖いくらいの量の脂がバットに落ちます。うまみがあるから脂も一緒にソースに加えてもいいそうですが、、、和食に慣れている人はやめた方がいいかも。
ー本来のソースには、セロリのみじん切りも入るそうです。私は、24日のスーパー閉店により買い出しに失敗したので、レシピに入れられませんでした。が、なくてもおいしかったです。次は入れてみようと思いますが。