方言ではない

昨日に引き続き、重ねて恥の告白です。お店の入り口、ちょうど膝の高さの部分にあった看板とフックをひっかける部分。

「残念ながら僕はここで待たねばなりません」


最後の単語、wartenなんですね。でも私には最初、どうしてもwに見えず、roartenにしか見えませんでした。ロアルテンなんて辞書を引いても載ってない。もしかしてこれはこの辺の方言かもしれないと思って、おおー方言発見!と思っていたのですが。
この辺はいわゆる標準語の高地ドイツ語ではなく、低地ドイツ語(ニーダーザクセン語、Niederdeutsch)やフリジア語(Frysk)圏なので、きっとその単語なんだろうと。
でも、旦那さんに頼んでババリア先生に聞いてきてもらったら、「あーこれ古い字体のwなんだよ、wartenならわかるよね」と一発だったそうです。はい、わかります。そう言われてみたら、roではなくwに見えるような気もします。方言でも何でもなかったんですね。しかも「izumi、これは犬へのメッセージだよ!」と大笑いされてしまったそうな。


犬への警告だと言うことまでは薄々わかっていたのです、でも、人間として!犬への命令文くらい理解したかったんですよ、、、