発芽

我が家のベランダ、少なくとも2月下旬まで氷が張ってアイスリンク状態でした。もちろん今では、普通に煉瓦敷のベランダに戻っている訳ですが、昨朝、気持ちよく晴れたのでベランダでくつろいでいた旦那さんが私を手招きして一言「ここ、煉瓦から芽が出ているのですが」と。




旦那さんは、その芽の正体について心当たりがあったようで

「これって、、、桜かな」
「は?」
「サクランボから生えたのかな。ほら、去年の夏、ベランダでサクランボを沢山食べて、種を落っことして煉瓦の間に挟まって取れなくなったとか、よくあったじゃない、、、」
「、、あったね、、あれか、、、」
「あれだよ、、」
「やるなサクランボ!知らぬ間にベランダでサンシャイン牧場だね」
「すごいよね!」
「私達のずぼらさが育んだ命、ちょっと私、写真を撮っていいかな」



と、カメラを構えてかがみ込んだ時、種がカエデであることに気付きました。
「サクランボじゃないよ、カエデだよ、大丈夫!(何が大丈夫なのか)」



確かに夏、サクランボの種をかなり散布した覚えがありますが、それ以上に、秋、風に乗ってカエデの種がひらひらひらひら落ちてきていたのでした。このカエデの種量は半端じゃなくて、風が強い日にリビングから外を見ると、必ず空中に種が舞っているのが見える位でした。それは、ベランダにも散布されるよね。



公園でも、カエデたくさん発芽していました。