乱高下

で、今週2回も研究所に行かせてもらったのは、佳境だったからです。論文と、提出するデータ整理と。でも何とか、帰国前にめどをつけることができて(とりあえずの段階までは、ですがね)「終わらない、、、どうしよう、、、」というプレッシャーからようやく解放されました。


データ整理はともかく(いや、これも記憶の糸をたぐってたぐって大変だったけれども)、論文の方は、私、集中して自分を追い込まないとできないんですよね、、、(きっとかなりな割合がそうだと思うのですが)。で、自分を追い込むと、割を食うのは、周りにいる家族だったりする訳ですよね、、、。
普段なら、怒られないようないたずらが怒られてしまうとか(ちび)、邪魔しないでとか言った舌の根も乾かない内にちょっと相談にのってとか、相手をするのも大変なくらい振り回されるとか(旦那さん)。うまいこと理屈が合わないのも、文章が書けないのも、それはそれで辛いんだけど、それがうまくいったり、災い転じて福となったりしたら、舞い上がれどこまでも!な訳です。本当に乱高下。(書いていて、我ながら何てやつだと思ってしまうわ。)


そして、これもかなりな割合でそうだと思うのですが、親が何かに集中しているときに限って、子供は構ってーと言い出しますよね。そんなものは放っておいて、こっちを向けと。


何が一番辛いって、ちびすけはいつも通りにしているだけなのに、邪魔しないでよーとイライラしてしまう自分自身がイヤ。気分的に追い詰められて、余裕がなくなってしまうのがイヤ。(ママ怒ってる、何で?)とでも言いたそうなちびを見て,泣きそうになりました。でも、自分を追い込まないとできないこともある。どうしたらいいのよ、と今週は本当に考えてしまいました。仕事も疲れたけど、そんなこんなで、気持ちがどっと疲れた。うー。




どうしても仕事が気になって気もそぞろなお散歩中に、ちびはゆっくり時間を過ごしていて、色んなものを見ていることにはっとしました。
車から落ちた(であろう)黒い雪の塊の前でしゃがみ込んで、嬉しそうに指さして「わんわ!(犬)」



どんなに一緒にいて、同じ時間を共有していても、こちらの気持に余裕がなければ、見えるものは違っちゃう。親が気持ちの余裕を持つことは、子供の立場からは義務みたいなものなんだなと思った瞬間でした。


とりあえず、やるべきことはやったし、ちょっとリフレッシュします。ここ数日、ちびと一緒の時間をゆっくり楽しむどころではなかったので、きちんと向き合おう。たくさん笑おう。また止まっちゃってたドイツ語もしたいなー。



でも明日は、旅行の準備を 1 日 で しなければいけないが。あぁぁ。