グッバイ

2009年1月に中古で購入、1年4ヶ月のおつきあいだったローバーちゃんとお別れしました。
さようなら。君のことは忘れない。忘れることなどできない、伝説の数々。


昨年10月に、スイスからの帰路で故障して自走できなくなりました。ラジエーターからエンジンへのホースが裂けたんですね。その修理が年明けまでかかりました(補償内で修理費かからなかったけど)。
その後しばらくは調子よかったものの、3月、一時帰国から戻ってきたらバッテリー上がってました(新品だったというのに)。一通りのメンテナンス後、ちょっと遠出しようと思ったら、アウトバーン上でオーバーヒートしました。パーキングまでもう少しの誘導路内で動けなくなり、ボンネット開けてみたら、エンジンの外装が割れてました。

ありえない。




もうね、命が無事だっただけで大満足です。
秋冬の修理の段階で、本当にこの車は大丈夫なのか何度もディーラーに問い合わせて、不安があるならこの車にはもう乗らないと宣言していたにもかかわらず、大丈夫大丈夫!の一点張りでこの顛末。しかもこのディーラー、お客商売だというのに連絡はなかなかつかないし、修理後の納期は次々に色んな理由をつけては引き延ばすし(2ヶ月近く引き延ばし)、HPでは自社修理工場ありとか代車サービスとか唱っているにも関わらずそんなサービスは全くなし、二言目には「イヤ、うちも困ってるんです、ドイツ人の修理工場は仕事が遅くて」。デュッセルドルフに多く駐在する日本人相手の、日本人のディーラーなんですね。


もしこれからドイツに駐在するなどで中古車の購入を考えている方(非常に狭い範囲だなぁ)には、このディーラーから車を買ってはいけないと教えたいくらい(個人的に、口コミで許される範囲でね、、、)。車は家族の命を乗せているとオリバーカーンがCMで言っていたが(あ、タイヤだったか?)、まさにその通りよね。



助けてくれてありがとうADAC



この1年間で、何度ADACを呼んだことか。ADAC+に入っていて本当に良かった(ドイツ国外でも、故障した際の宿泊費・帰路交通費・代車つき)。


ちびすけは、ADACのレッカー車に乗れてとってもご機嫌だったのですが、でももう、なるべくなら呼びたくないです。




動けなくなってすぐにレッカー移動、しばらくは家の近所の駐車場で待機させていましたが、今日、引き取り業者に来てもらいました。車に罪はないし、彼にはあちこち連れて行ってもらったので、お見送りするのはやはりちょっと寂しかったです。今までありがとう、ローバーちゃん。


僕の車をどこに持って行くのだとでも言いたげ