お天気

ちびすけは新雪が積もると、そりで遊びます。
ちびをそりにのっけて普通にスーパーに行ったりもするのですが、そんな日は、道路ですれ違う子供の多くが親にそりを引かせていたりします(笑)。ちびもたいていは喜んで乗っているのですが、先日、スーパーからの帰り道にいきなり「だっこの方がいい!」とそり断固拒否。仕方ないので、ちびはだっこ、荷物をそりに積んで帰ってきたのですが、道行く人みな大笑い。


「おや、そりに乗っているのはおむつかい!?」


だってパンパース特売の最終日だったんだ、、、したくてやっている訳ではないが、我が身を張って皆様に笑いを日々提供中です。


その夕方には、また喜んでそりに乗ってくれたのですが、そりに乗る前にライスワッフルを要求し、引っ張ってもらいながら、パリ、、、パリッ、、、とゆっくりのんびり賞味。何様。



しかし、雪が生活から遠ざかる気配は全くありません。一時とけてはまた積もってを繰り返しています。昨年もここに住んでいた旦那さん、昨冬は数回うっすら積もっただけだったのになぁと、ことあるごとに言っています。
私も、鉛色の空が続いたり、吹雪で外出できないような日には、雪国育ちで良かったなぁと思ったりします。昔、名古屋出身の先輩が秋田大に助手で行って、冬の毎日に耐えられずに鬱になり辞めることになった、日本海側に就職するには出身による慣れが必要だと聞いたことがあり、当時は差別的発言と思ったりもしましたが、近頃は、確かに慣れは必要かもなぁと思うようになりました。冬に塗り込められるような感覚、っていうんでしょうかね。でもその分、春が来た時の嬉しさは、うまく言えないくらいもうもうすっごく嬉しいんだけどね!


非雪国生活はもうすぐ人生の半分になりますが、ここにきて再び雪国生活を味わうことになり(期せずして)、当時は知らなかった感覚に気付いたりして新鮮です。ほっぺたを真っ赤にする冬らしい冬を過ごす経験って、結構いいものだと思ったりします。


昨日は青空が見えて明るい光がさし、「冬麗」だわとか思っていたのですが(蔵by宮尾登美子)、今日はあったかいからか雪景色なのに一面の霧。3℃で暖かいと言えるようになったことに、慣れってすごいなぁと思います。