洗濯Tipps2

私や旦那さんの衣類は、ドイツで売ってる洗剤(一応アレルギー配慮のセンシティブは選ぶけれども)で普通に(予洗いなし、すすぎは2倍)洗ってしまいますが、ちびすけの衣類やシーツなどは、日本から持参したアトピー用洗剤を使い、予洗い付き、すすぎは3倍に設定しています。
肌に優しい洗剤はあれこれ試してみましたが、非イオン系界面活性剤であるポリオキシエチレンアルキルエーテルが主成分になっているこの洗剤が、ちびすけには一番ましなようです。他に非イオン系の界面活性剤は、実験室で使うTritonXなんかがそう。確かに、すすぎ水を見る限り、イオン系(普通の洗剤)と比べ、非イオン系は繊維に吸着する残留洗剤が圧倒的に少ないようです。
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日本での洗濯はこのエルミーだけでOKだったのですが、ドイツでは水軟化剤(カルキ抜き)の入っていないエルミーでは汚れ落ちがとても悪い。なので、エルミーに加え水軟化剤のカルゴンも入れています(ドイツで売ってる洗剤なら、最初からカルゴン成分が混ぜられているようなんですが)。このカルゴンについても粉(ゼオライト主成分)とジェルがあって、ジェルの方が肌にはやさしいようです。
など、洗濯は化学だなぁ、いや実験科学だね、と試行錯誤を繰り返していた私ですが。今日になって、ふとあることに気付きました。
これまで、ちびすけの洗濯の時、洗濯機の電源ON直前に、予洗い・本洗いの洗剤投入口に、同時に液体洗剤を入れていました。しかし、構造上、液体のものは入れてすぐに洗濯槽に流れて行くんではないでしょうか。つまり、本洗い用投入口にいれた洗剤も、予洗いの時に流れて行ってしまっていたんだと思うのです。するとどういうことになるかと言うとですね、いざ本洗いの時には、新たに足される洗剤はナシ、脱水されて薄まった予洗いの残り洗剤だけで、30分以上ぐるぐるぐるぐる。、、、60度まで水温を上げるとか、水軟化剤を入れないと洗剤が働かないとか、それ以前の問題。きちんと洗剤を入れずに洗濯機を回していたんですね、私、、、。
今まで、ちびすけの衣類の洗い上がりは、試行錯誤してどう頑張っても、予洗いもしてない私たちの衣類の洗い上がりより悪かったのです。やはりワセリンなど汚れ具合も違うし、それに、郷に入っては郷に従え、その土地で進化してきた洗剤が一番きれいになるんだなぁと、少しくらいの洗い上がりには目をつぶろうと思っていました。が。
もしかして、そういうこと?と気付いたので、ためしに、本洗い直前に本洗い用の洗剤を投入してみたら、、、いやー綺麗でした!!色ものがすごく鮮やかだった!
うれしく思いつつ、あまりの馬鹿さ加減にちょっと凹み気味です。しかも私こういうことがよくあるんですよね、、、気をつけなきゃ!と思って重箱の隅をよーくつついた後になって初めて、重箱が二段重ねになってることに気づくとかね。あーぁ、自分の馬鹿さ加減に父ちゃん情けなくて涙出てくる感じです。