こうぼ

出していた公募の一次審査が通ったと、先日連絡があったのですが、二次審査を辞退する返信を今日しました。
勤務開始時期をどうしてもずらせないとのことで、こちらの条件とは合わなかったためです。そもそも別件で出している公募の合否がわからない状況での応募で、かなりタイミングが悪かったんですが、それでも出すからには真剣に書いたし、研究計画なんか、以前良く通った道路沿いのダム群だったこともあって、書きながらいろんな情景が浮かんだりして。ちびすけが起きるたびに寝室に呼び戻されながらも、ほぼ徹夜状態で書き上げたんでした。明けてくる空を見て、遠くドイツから日本の川のこと考えていること、不思議な感慨深い気持ちがしたり。、、いつか、本当に行える日が来るといいのですが。

私だけかもしれないが、公募に出す度、その土地に住む自分を想像します。今回は保育所の場所とか、そこから大学までの通勤路までチェックした、、。勤務開始時期がずらせなければ無理だと最初からわかっていたし、辞退を決めたのも私自身ですが、それなりに凹んでいます。いったん想像した将来像、その土地や大学で息をする自分はいないと思うことは切ない。まぁ、別件でもう一度公募が出ればそんな機会もあるかもしれない。

でもまぁ、ちびすけのことを考えると、もうしばらくドイツにいたほうがいいのは間違いありません。私自身も、正直言えば、もう少しドイツで暮らしたいとも思うし。ただ、あんまり遠ざかると日本でもう就職できないんじゃないかという不安が、やはり気になります。焦る必要はなく、結局、今できることを自分なりにやっていくしかないんですけどね。